ブラッドリーテリーモデル(3)

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 今回は事例の紹介です。
 2016年のプロ野球のデータを取り上げます。できるだけ公式記録集などに載らないような記録に着目していきます。

 過去2回でブラッドリーテリーモデル(BTモデル)を紹介しました。下表は2016年ペナントレースの対戦成績(引分を0.5勝0.5敗として加算)から算出したπiと相性(カモと苦手の関係)です。画像をクリックすると、別ウィンドウで拡大画像が開きます。

 πiを見ると、50を超えているのは過去2回と同様、パ・リーグの上位3球団と広島でした。
 過去2回では広島のπiは4位でしたが、最終的にはロッテを抜いて3位でした。広島は勝率では1位、交流戦では日本ハムに勝ち越し、ソフトバンクと五分なのですが、πiは日本ハムとソフトバンクよりも下でした。巨人とDeNAに1勝しか勝ち越せなかったのが原因かもしれません。
 オリックスは完全最下位(オープン戦、交流戦、リーグ戦、ファーム)という不名誉な記録を打ち立ててしまいましたが、πiは9位でした。2位のソフトバンクに善戦したのが大きかったかもしれません。
 12球団もあって対戦成績が複雑になってくると、勝敗数だけで解釈するのは難しく、意外なπiになるのがこの手法のおもしろいところではないでしょうか。